ギャグ走馬灯

元ギャグ作家雑記

【元ギャグ作家】ネタはこう思いつく

お疲れ様です。元漫画家の江咲(えざき)です。
今日は「漫画のネタ(アイディア)はどうひらめくか」について書きます。

結論から言うと「リラックスしているとき」です。

たまに「どんなときにギャグのネタを思いつくの?」ってきかれることがあります。
私の回答は、

なんか生きてると天から降ってくる

です!

日常生活を送っていると、フッと思いつく感覚です。

で、具体的に思い返すとたしかにリラックスしてたタイミングだったな、と。
発明と脳科学の本にもそう書いてあったので、理にかなってたようです。

詳しく説明してみますね。
脳については専門家じゃないので、だいたいで読んでもらえると助かります。
気になるとこは後ほどご自身で確認してくださいまし。


■リラックスするとひらめく

発明家の方の本でも読んだのですが、ひらめきやすい脳波があります。
発明家が言うんだから間違いない。
脳科学の本にも書いてあったんで、学説が変わらない限り合ってるはずw

ひらめく脳波

人間って、起きてるとき寝てるとき、楽しいとき怒ってるとき、などによって違う脳波が出てるそうです。
アルファ波(α波)とかって聞いたことないですか? あれです。

んで、そのアルファ波のときにひらめきやすいんだそうです。
で、で、アルファ波が出るのが「リラックスしたとき」です。
ほかにも眠いときなどに出るそうです。

ちなみにシータ波でもひらめくそうです。
眠ってるとき、瞑想中、すごくすごい集中したとき、などなど。
意図的にフンッて出せる感じじゃなさそうですね。

なので、ひらめきたいならアルファ波を意識してリラックスしたらいいと思います。

●リラックスしてるとき

私自身も振り返ると、ネタが降ってきたときって遊んでたりいつもの道を歩いてたりと、リラックスした状況だったなーって思います。
お風呂でネタ出しする、なんて話もよく聞きますが、リラックス効果が高いからかも。

そうそう、アルファ波は集中してても大きくなるので。
ネタをひらめくのは集中してるとき、と言い換えてもいいかもしれません。
てか、そのほうが仕事してる感があってかっこよかったな。

でも、実際の体感としては楽しく集中してる感じなので、やっぱりリラックスして遊んでるってほうが近い気がします。


■脳は使うと発達する

ギャグ作家続けてたらネタを思いつきやすくなりました。

後で知ったところ、脳って使った分野が発達するそうです。
筋肉と同じ感じでしょうか。
ギャグ筋だけ筋トレ続けたからムキムキになった、みたいなことですかねw

実際私もお仕事もらう前ってそんなにネタを思いついてなくって。
ネタ帳にもギャグネタはポツポツしか書いてなかったです。
編集さんにネームを提出し始めた頃は、その都度ネタをひねり出してたくらい。

それがお仕事もらえて定期的に描くようになったら、ネタを思いつきやすくなって。
思考回路っていうから、その中のギャグ回路が直通になったんかなー? くらいに思ってました。

なので、アイディアを考えるほどアイディアが出やすくなるはずです。


◆まとめ

漫画のネタを思いつくとき

・アイディアがひらめきやすいのは脳波がアルファ波のとき
・脳波がアルファ波になるのはリラックスしてるとき、集中してるとき
・脳のよく使う部分は発達する

漫画に限らず、良い案をひらめきたいときはリラックスするのがおすすめです。
リラックスしやすい環境やタイミングを意識してみてはいかがでしょうか。
アイディアがサクサク出てきますように💡