ギャグ走馬灯

元ギャグ作家雑記

ネームの感想聞くならこんな人

お疲れ様です! 元漫画家の江咲(えざき)です。

漫画のネームや原稿が完成したら、読む人の反応が気になりますよね。
何回もネーム直してると「これ本当に面白いのかなあ?」って自分ではわからなくなったりしますし。

誰かに読んでもらって感想を教えてほしくなります。
そんなときおすすめの相手についてです。

この記事ではどんな人の意見が参考になるかを説明します。

私のおすすめは、

・複数の人
・ターゲット層の人
・ダメ出しも素直に聞ける相手

です。

全ての条件を満たす必要はありませんが、上記の要素があるとベターです。
相手を選べる場合は目安にしてみてください。


では、それぞれのメリットを書いていきますね。


■漫画の感想、意見をもらう相手おすすめ

●複数の人

まず、可能なら複数の人に感想を言ってもらうとよいです。

なんでかっていうと、人によって感想ってバラバラだから!
一人の評価が当てになるとは限らんのです。

好き嫌いと良し悪しもごっちゃになりがちですし。

そんな中、皆の意見が共通する部分も出てきます。

たとえば、キャラは好き嫌いが分かれたけど画力は皆にほめられる、とかですね。

そうすると、次のことがわかってきます。

・一人からダメ出しされた部分が本当にダメなのかどうか
・明確な長所と短所

結果、いかしたほうがいい部分と直したほうがいい部分の判断がしやすくなります。

自分の強みと弱みがわかってくると、担当さんにネームチェックしてもらう場合も確認するポイントが見えてきます。
「描き分け苦手だからチェックしてもらおう」とか。

人による部分がわかっていれば、ダメ出しの落ち込みも減りますw


●ターゲット層の人

描くものによってある程度のターゲット層があると思います。
掲載予定先は中学生がメインターゲット、とか。
そこまで明確じゃなくても、どちらかと言うと女性向け、とか。

可能なら一人はターゲット層に近い人に読んでもらうとよいです。

たとえば、中学生がターゲットの場合、大人のチェックだけだと「学校で習ってないから知らない」ってとこを見落とすかもしれません。

ホラーやBLみたいにジャンルがはっきりしてる作品も、わからない人にはわからない世界ですし。

運良くタゲ層に近い人が身近にいたら、ぜひ読んでもらいましょう。


●ダメ出しを素直に聞ける相手

先のふたつに比べると個人的なポイントですが、意見を素直に聞ける相手だと改善がスムーズになります。

特に悪い評価の場合。
やっぱり否定されるようで凹むので。
なんなら反論したくなることもありますし。

それでも「この人が言うならそうなのかも」って思える相手ならすんなり直す気になれます。

なので、センスが良いと思ってたり尊敬してる人に頼むのがおすすめです。

ま、低評価だとつらいものはつらいですけどね。
ダメージは少なくて済むので。
心の安定のためにも一人いてもらうと違うかと!

どんな相手にボロカスに言われても全部受け止められる、心が海のように広い人はこの項目はスルーして大丈夫です。


■まとめ

作品を評価してもらうのにおすすめの相手

・複数の人
・ターゲット層の人
・ダメ出しされても素直に受け入れられる相手

読んでもらった上に感想までもらえるなんてありがたいので。
せっかくのご意見をいかせるように、改善につながりやすい相手を提案してみました。
少しでも参考になれば嬉しいです。

【元プロ】ペンネームああすりゃよかった

お疲れ様です。元漫画家の江咲桃恵(えざき ももえ)です。

今日はペンネームを実際に使ってみた感想を書きます。
ペンネームとは作家名のことです。
知ってると思いますが、一応。

作家志望の方はペンネームを何にするかって迷いませんか?
私はけっこう悩みました!
悩んだ末に、本名をもじった名前を仮で付けたらそのままデビューする結果に。

で、実際使ってみて、やっぱああすりゃよかったなってのがあります。
それが

本名+ペンネーム

です!

何でかを解説しますね。

あくまで江咲の意見なので、感想やPNの使用感には個人差があります。
過去の自分に言うなら、半分は本名にするのをすすめるぜって話です。
そんなことなくてよって作家さんもいっぱいいるだろうし、基本的にはどんな名前でもいいので、こういう意見もあるのねーくらいに聞いてください。

ハンドルネームとかコードネームの参考にもなるかもなので、オフ会や潜入調査の予定がある方もよかったら~。


■おすすめのペンネームの付け方

先ほども書きましたが、私のおすすめのペンネームの付け方は、

名字:本名 + 下の名前:ペンネーム

です!

仮に本名が「原沢るな」だったら、ペンネームは「原沢らん」みたいに。

原沢(本名)+ らん(ペンネーム)

のスタイルです。

なんでかっていうと、本名とペンネームのおいしいとこ取りができるからです。

特に大きいのが、

・名乗る、呼ばれるときの迷いと違和感を減らせる
・身バレの危険が半分になる

の2点。

まずは実際使ってみての迷いについて。

仕事を始めてみると、「あれ、ここは本名? ペンネーム? どっち?」って迷うシーンが出てきます。
私の場合は、初めて作家として電話したり、編集部が予約してくれたホテルで受付をするときなどに悩みました。
ちなみに、電話はペンネームでホテルは本名名乗りが正解でした。

で、そういう際に本名とペンネームが一緒だと迷いがなくてすんなりいけるわけです。
だいたい名乗るだけなら名字でいけるので。

続いて違和感について。

最初のうちだけ呼ばれ慣れてないのでソワソワします。

ちなみに「ウルトラキュートもえたん」みたいなペンネームにした場合、編集部に電話する際に「ウルトラキュートと申しますが」って名乗ることになりますし、担当さんからも「ウルトラキュートさん」って呼ばれます。
パーティーなどでも「ウルトラキュートもえたん」って名札を付けて過ごすことになりますのでね。

次に、身バレについて。

ペンネーム全て本名のままで活動した場合、有名になればなるほど私生活で漫画家バレする可能性が高まります。
バレたことで優遇されるメリットもあるとは思いますが。
やっぱりプライベートの自由度が下がるのはストレスじゃないかと。
私は経験したことないんで想像ですが!

なので、
名字は、公私共通で使える本名
下の名前は、正体を隠せるペンネーム
の組み合わせがおすすめです。


以下に、本名、ペンネームそれぞれのメリットとデメリットをざっくりまとめときますね。


ペンネームが本名のメリット

・名前を使う際に迷いがない
・名乗るのも呼ばれるのも慣れている
・仕事外で間違ってペンネームをサインしてしまう事故が防げる


ペンネームが本名のデメリット

・身バレしやすい

フルネームが本名の場合、過去の知り合いに漫画家なのが知られやすいですし、通販などでも漫画家だってバレることがあります。


ペンネームが本名じゃないメリット

・身バレしづらい
・好きな名前を使える


ペンネームが本名じゃないデメリット

ペンネームと本名とどちらで名乗るか迷うシーンが出てくる
・呼ばれ慣れなくて最初はソワソワする


最後に、名前を考えるときに気にするといいポイントを。

ペンネームを付けるときの注意点

ダメとかではなく「気をつけてネ」くらいのポイントを何点か。

・読み間違う名前、書き間違う名前

何て読むかわからない漢字や、間違いやすい漢字は要注意です。

「江咲」みたいな名前は「エサキ」と読まれたり「江崎」と書かれるのでやめたほうがいいですよ!
自己紹介するたびにフリガナふるはめになりますからね!
いやほんと、まぎらわしくて申し訳なかったなあと後から思いました。
訂正で先方にお手間かけちゃうので。

ただ、「あのなんか難しい名前の人」って覚えてもらう手もあるので、戦略次第ですね~。


・検索に引っかかりづらい名前

よくある名称と同じ名前にすると、検索結果で表示されにくくなります。

たとえば私が「桃」というペンネームだった場合、検索したら間違いなく食べ物の桃が出てきますよね。
「桃 漫画家」で検索する手もありますが、名前に桃が入った作家さんがヒットすること間違いなし。

自分の名前で検索する、いわゆるエゴサをするときも困ります。
漫画の感想を検索してもなかなか出てきません。


・デビュー雑誌の作家さんとかぶらない

投稿先に同じ名前の作家さんがすでにいると編集さんから変更をすすめられることがあります。
実は、私もデビュー当時に本名に変更しようか担当さんに相談したら、同姓の先生がいるからやめたほうが……と言われて江咲のままにしたのでした。
下の名前は大丈夫だと思いますが、名字だとややこしくなるので。

すでに何年も活動している同士が同じ雑誌に掲載される分には問題ないと思います。
実際に同じ名字の作家さんいらっしゃいますからね。


・作風と合った名前

注意ってほどでもないんですが、ブランディングの一環として作風に合ってるかもちょこっと意識するといいかと。

とはいえ、繊細な作風でゴツいお名前とかもギャップがあっていいなあと思うので。
頭の片隅に置いといてね、ってくらいのポイントでした。


◆まとめ

■江咲的ペンネームのおすすめスタイル

名字:本名 + 下の名前:ペンネーム


■メリット、デメリット

ペンネームが本名の場合

メリット………迷いがない、使い慣れている
デメリット……身バレしやすい

ペンネームが本名ではない場合

メリット………好きな名前を使える、身バレしづらい
デメリット……どちらを使うか迷うことがある、はじめは使い慣れない


ペンネームの注意ポイント

・読み間違い、書き間違いやすくないか
・検索結果に表示されやすいか
・投稿先の作家さんと同姓かどうか
・作風と合っているか


色々書きましたが、基本的には自分が気に入った名前が一番です。
本名だって結婚したり養子になったりして名字が変わることもありますし🍣

ただ、潜入調査ネームは本名じゃないほうがいいかもしれないので気をつけてくださいネ。

使ってみないとわからんことも多いですが、少しでもしっくりくる名前がみつかりますように。

ペンネでも食べながらあれこれ考えてみてくださいね。

【元プロ】ギャグネームの作り方(画像あり)

お疲れ様です。元漫画家の江咲(えざき)です。

今日はネタをネームに起こすまでを書いてみます。
いろんな方法がありますが、江咲のパターンです。

私は、

ネタ選び→構成→ネーム の順に作ります。

ネームとは、コマ割りや絵・セリフの計画書。下絵の下絵です。

具体的にどんな感じか説明していきますね。


■ネタ選び~構成

まずはネタを選びます。
ネタ帳からネタ候補をピックアップして箇条書きに。
ページ数に関係なく、気になったネタを多めにメモ。

次に、ピックアップしたネタ候補から使うネタをしぼり込んで、描く順番を決めます。
メインキャラの登場回数、ネタのタイプ、全体の緩急などを考えて組み立てます。

ネーム前の準備はこれで終わりです。
ネタをながめてて何か思いついたら、ひと言ふた言メモすることもあります。


■ネーム

描くネタが決まったらネーム作りです。

ネタを元にコマ割り、構図、セリフなどを考えます。

ネタの具体例です。
ネタ帳のメモ書きはこんな感じ↓

「親の顔が見たい。美少女→兄の顔が見たい」

ここからまずは粗(あら)ネームを作ります。

粗ネームは、セリフだけバーッと書きだしたものです。
後からコマ割りと構図を考えて、セリフを削ったり変えたりして本ネームを作ります。
あ、私が勝手に粗ネームって呼んでるだけで正式名称ではないです。ほかの呼び方があるかも。

こんな感じ↓ 見づらいので文字は読まずにサラッと見てください。

粗ネーム


アナログ時代のネームなので画質悪くてすみません。

どんな流れになるかわかればいいお試し版です。
大まかに確認したいだけだからコマ割り等は後回しで。
4コマの粗ネームが5コマ以上になることも。
後から削ったりまとめたりすればオッケー。

空いたスペースがあれば思いついたこと、迷ってることもメモったり。
とにかく自由に描き出してたたき台を作ります。

昔はいきなり本ネームを作ってましたが、粗ネームを作ってから清書するスタイルに変更しました。

描いてみないとわからないことも多いので。

手間は増えてもこの段階を入れたほうがかえって効率がよかったです。

手直しした本ネームがこちら↓

本ネーム

これを担当さんに提出します。
担当さんに意見をもらったり相談した末にOKが出たら下絵に入ります。

ちなみに今回のネタは新作立ち上げの際に作ったものなので、紆余曲折あって最終的にこうなりました↓


原稿もアナログだったので、こちらも見づらくてすみません。
キャラも絵柄も変わりましたー。
今見ると完成原稿も直したいところがちらほらありますな。
サブタイトルは「おじいちゃんは応相談」です。


以上、ネタをネームに起こすまででした。


◆まとめ

江咲がギャグネームを作るまでの手順

・ネタ帳からネタを選ぶ
・全体の構成を考える
・粗ネームを作る
・手直しして本ネームを完成させる

ちなみに、ストーリーの場合はネームの前にもっと工程があります。
プロット(構想)、シノプシス(あらすじ)、箱書き(あらすじをふくらませたもの)、台本など。

あ、ギャグでも上記の行程を入れてる作家さんもいるかもですが。
今回はあくまで江咲版でした。

何かの参考になったでしょうか。

漫画の描き方に正解とかないので、色々試してみるのおすすめです。
自分に合う方法が見つかりますように。

【元ギャグ作家】ネタはこう思いつく

お疲れ様です。元漫画家の江咲(えざき)です。
今日は「漫画のネタ(アイディア)はどうひらめくか」について書きます。

結論から言うと「リラックスしているとき」です。

たまに「どんなときにギャグのネタを思いつくの?」ってきかれることがあります。
私の回答は、

なんか生きてると天から降ってくる

です!

日常生活を送っていると、フッと思いつく感覚です。

で、具体的に思い返すとたしかにリラックスしてたタイミングだったな、と。
発明と脳科学の本にもそう書いてあったので、理にかなってたようです。

詳しく説明してみますね。
脳については専門家じゃないので、だいたいで読んでもらえると助かります。
気になるとこは後ほどご自身で確認してくださいまし。


■リラックスするとひらめく

発明家の方の本でも読んだのですが、ひらめきやすい脳波があります。
発明家が言うんだから間違いない。
脳科学の本にも書いてあったんで、学説が変わらない限り合ってるはずw

ひらめく脳波

人間って、起きてるとき寝てるとき、楽しいとき怒ってるとき、などによって違う脳波が出てるそうです。
アルファ波(α波)とかって聞いたことないですか? あれです。

んで、そのアルファ波のときにひらめきやすいんだそうです。
で、で、アルファ波が出るのが「リラックスしたとき」です。
ほかにも眠いときなどに出るそうです。

ちなみにシータ波でもひらめくそうです。
眠ってるとき、瞑想中、すごくすごい集中したとき、などなど。
意図的にフンッて出せる感じじゃなさそうですね。

なので、ひらめきたいならアルファ波を意識してリラックスしたらいいと思います。

●リラックスしてるとき

私自身も振り返ると、ネタが降ってきたときって遊んでたりいつもの道を歩いてたりと、リラックスした状況だったなーって思います。
お風呂でネタ出しする、なんて話もよく聞きますが、リラックス効果が高いからかも。

そうそう、アルファ波は集中してても大きくなるので。
ネタをひらめくのは集中してるとき、と言い換えてもいいかもしれません。
てか、そのほうが仕事してる感があってかっこよかったな。

でも、実際の体感としては楽しく集中してる感じなので、やっぱりリラックスして遊んでるってほうが近い気がします。


■脳は使うと発達する

ギャグ作家続けてたらネタを思いつきやすくなりました。

後で知ったところ、脳って使った分野が発達するそうです。
筋肉と同じ感じでしょうか。
ギャグ筋だけ筋トレ続けたからムキムキになった、みたいなことですかねw

実際私もお仕事もらう前ってそんなにネタを思いついてなくって。
ネタ帳にもギャグネタはポツポツしか書いてなかったです。
編集さんにネームを提出し始めた頃は、その都度ネタをひねり出してたくらい。

それがお仕事もらえて定期的に描くようになったら、ネタを思いつきやすくなって。
思考回路っていうから、その中のギャグ回路が直通になったんかなー? くらいに思ってました。

なので、アイディアを考えるほどアイディアが出やすくなるはずです。


◆まとめ

漫画のネタを思いつくとき

・アイディアがひらめきやすいのは脳波がアルファ波のとき
・脳波がアルファ波になるのはリラックスしてるとき、集中してるとき
・脳のよく使う部分は発達する

漫画に限らず、良い案をひらめきたいときはリラックスするのがおすすめです。
リラックスしやすい環境やタイミングを意識してみてはいかがでしょうか。
アイディアがサクサク出てきますように💡

【わき道作家デビュー】新人賞なしで漫画家になったルート

お疲れ様です。元漫画家の江咲(エザキ)です。
漫画家経験談を書くことにしたので、シンプルにデビューから書いてみます。

まず、漫画家ってどうやってなるの? ってとこから。

王道は、

出版社が募集する新人賞に応募→受賞してデビュー

です。

ちなみに私がデビューした雑誌では新人賞のほかに月例賞ってのもあって、新人賞の前に月例賞に応募する人が多いです。

月例賞:出版社が毎月募集してる小さめの賞
新人賞:出版社が年に1回~数回募集してる大きめの賞

月例賞で小手調べして、手応えあったら新人賞でいざ本番! みたいな?

で、わたくし江咲はちょいとイレギュラーなデビューをしまして。
月例賞だけでデビューしちゃいました。

なんでそんなことになったのか詳しく説明しますね。
経緯はこうです↓


■ギャグ作家デビューの経緯(江咲の場合/1996年頃)

 月例賞に応募
→小さい賞を受賞して担当さん(担当編集者)が付く
→初掲載
→数ヶ月後もう1度掲載される
→初掲載から半年後、「なんかデビュー扱いになったらしいですよ」と告げられてデビュー

という経緯でした。フワッとしたデビューw
月例賞受賞後、担当さんが余りページをもらってきてくれて増刊号に初掲載してもらい。
そのままの流れでなし崩し的にデビューしたのでした。

当時、新人賞にギャグ部門がなかったのが大きい理由かと。
だからスキップしちゃったんでしょうね~。

その頃の先輩ギャグ作家さんがどういうルートだったのかは存じ上げないので、自分が特殊だったかは不明です。

いや、実に隙間産業らしい経験でした。
ただ、2代目担当さんには「受賞後第一作掲載でデビューと考えていい」って言われたので、ようわからん感じです。
まあ、正直どっちでもいいかみたいなw 漫画描くのに支障もなかったので。
あ、新人賞の賞金はもらいそこねてますねw まあいい。


王道ルートは以下です↓

■商業漫画家デビュー王道ルート

 月例賞に応募
→受賞、担当さんが付く
→担当さんにチェックしてもらって原稿を作る
→新人賞に応募
→受賞

です。
その後は、受賞作がデビュー作になるパターンと、受賞後第一作がデビュー作になるパターンがあります。
出版社や編集部によって違うみたいです。


今はネットで作品を発表できるので、そこからスカウトされたりイベントでスカウトされたり、ウェブの漫画サイトに投稿したりと色んなルートがあるみたいですね。

なんなら出版社経由しなくても漫画で収益を発生させられるから、必ずしもデビューしなくていいですし。

これからは自分に合ったスタイルで漫画を発表していく方が増えるんでしょうね。


◆漫画家デビューまとめ◆

・王道の漫画家デビュー
 月例賞受賞→新人賞受賞→デビュー

・その他のデビュー方法
 スカウト、ウェブ漫画サイト経由、など

・江咲のギャグ作家デビュー(1997年頃)
 月例賞受賞→掲載→デビュー扱いに

デビューしたいとこに売り込みに行くか、自力でファン獲得してスカウトされるか、って感じですね。

絶対的な決まりはないので、私みたいにすき間からニュルッと入ることもできますよ、って話でした。

出版社からデビューしたい方は、とにかく一作完成させて編集部に送るといいと思います。

読者としても面白い漫画いっぱい読みたいので、応援してます😊

漫画ブログはじめました

お疲れ様です。元漫画家の江咲桃恵(えざき ももえ)といいます。
女の子向けギャグ漫画を細々と描いてた者です。

しょぼいながらも経験してわかったことを忘れんうちにメモっとこかな、とブログを始めてみました。

過去に告知と日常垂れ流し用のブログはやってました。が、ブログサービスが終了してしまったので、こちらで再開です。
よろしくお願いします~😊